パチンコ店員時代にいたヤバイ客
パチンコ店員だった時にいたヤバイ客をお伝えします。
それではどうぞ
1 ジャグラーコーヒーおやじ
ジャグラーしか打たないおやじがいた
そのおやじはジャグラーでビッグを引くたびに
自販機へ行き、飲み物を買うという癖が
あったのだが、ある時
低設定しかない店でバケ(レギュラー)4連!
3万円程度突っ込んでいたので
顔を真っ赤にしてブチギレ(# ゚Д゚)
手元のコーヒーをメダル投入口から投入!!
空き缶を下皿にブチ込んで退店
ベテラン女性店員のOさんがジャグラーの
ホッパーなど分解しながら清掃しながら
一言「ジャグラーはコーヒー飲まねえから」
こちらもブチギレ(笑)
翌日、平然とした顔で
ジャグラーコーヒーおやじ来店
カメラなどで一部始終を見られていた彼は
着席と同時位に 肩ポンッ
幹部に事務所に連れていかれ
その日から出入禁止となった
2 財布盗んだまま海物語打つおやじ
常連さんが声をかけてきた
財布がないとの事でかなり焦った様子
インカムで幹部に連絡し状況を伝えると
直ぐにカメラで確認してくれた
「あ~。やられてるね。漁師のお客さんだ」
財布を盗ったのも常連さんであった
漁師で小柄で色黒のおじいちゃんだ
しかし今も平然と海物語を打っている
幹部「H君、おっちゃん捕まえて」
H君「え、、、ぼくですか?」
H君は自分の先輩でとても人当たりがよく
大学も出ていて頭も良いが
アニメオタクでメガネをかけている
運動とかけ離れたH君が
小柄とはいえ荒れ狂う自然を相手に営んでいる
漁師を捕まえることはできるのか?
だがH君は意を決して漁師に声をかける
その瞬間、漁師逃げる
狭い店内をグルグルと疾走に駆け回る
漁師とH君
ここでH君渾身のタックル!!
なんとか捕まえた
二人とも息があがっている
顔を真っ赤にしてメガネのずれたH君が
インカムで「やりましたー!」
駆け寄る幹部
警察は呼ばれなかったがその漁師は
出入禁止となり財布は常連さんに
無事、返却された
カウンターで見ていただけの自分に
勇気と希望を与えてくれたH君に感謝!
3 ドル箱なぎ倒しおやじ
週1位で来店するおやじがいた
色んな台を打ち散らかすので
結構負けが多い印象だった
その日は負けこんでいるのがすぐに
わかるような態度で貧乏ゆすりを
していた
バッと席を立ち、島の端っこから
歩きながら台の上のドル箱を
順に下に投げつける
全て投げつけた後に島端の
積んであるドル箱を蹴って倒した
ガラガラガッシャーン
押して開く自動ドアのところに
正拳突き!
が、なかなか開かない
3~4発程突いた所で開いた
そのままご退店
ドル箱を戻し幹部に報告
その後も週1位で来て
たまにドル箱をなぎ倒して帰る
幹部に出禁にしないのか聞いた所
幹部「あのお客さんはお金使って
くれるから出禁にしないよー」
との事
片付けんの俺なんだけど
4 ぶりおやじ
ある日の早番、開店前に並んだお客が
曇りガラス越しに見える
「なんだあれ、なんか持ってる」
先頭たつ人が明らかに何か持っている
開店と同時に姿を現したのは
右手に1m位あるブリをもった
常連さんだった
ビニールなどに入ってる訳でもなく
素のブリを素手で持っている
ベテラン女性店員のSさんが対応する
常連のおやじは一言もしゃべらず
ブリを差し出し、顎で「あげる」と
表現する
困ったSさんがごみ袋を持って来て
受け取り、常連さんは一言も話さず
満足そうに帰っていった
多分Sさんが好きなんだと思った
そのおかげで休憩室の冷蔵庫は
半分以上はみ出たブリが半開き
のまま半日以上放置された。
臭かった
5 電波観測おやじ
常連で白髭で見た目は本当にモテそうな
おやじがいた(50代)
だがその常連は入店すると天井を見渡し
店員に声をかける
「今日は電波悪そうだな」
はたまた「今日は電波良さそうだな」
これが毎回である
彼の言う電波は
良いと当たりやすい
悪いと当たりにくい
というものらしい
どうやって判断しているのは不明
そう。パチンコ店はこうゆう客が
いないと成り立たないのである
6 しけもくおやじ
しけもくのお客様と呼ばれる
おやじがいた。
いつも海物語を打っている
入店してしばらくすると店内を
歩き回り、人が吸ったタバコを
拾い、火をつけて吸う
なかなか下品な事をする
そんなおやじだがある時連チャンし
なぜか調子に乗って床に淡を吐いた
信じられないが本当である
モップを持って来て淡を掃除する
おやじはこっちを向いて笑っている
そのおやじの後ろに回った時
モップの持っているらへんの先端で
おやじの頭を「ゴンっ」
頭をさすりながらこっちをみる
満面の笑みで対応する
それ以来おやじは淡を吐くことは
なかった
7 連打気持ちいいおやじ
体を右に傾けながら海物語を打っている
おやじがいる
このおやじは常にプッシュボタンを連打し
通常時はステージチェンジしまくっている
当たらなくても連打しながら本当に
気持ちよさそうな顔で台を見ている
当たっても連打しているのでマリンちゃんに
「下皿がいっぱいだお」とずっと言われている
見かねたSさんが毎回下皿を解放するのだが
今度はドル箱が溢れかえる
それもSさんが平らにして交換する
このおやじ実はぶりおやじと同じ人物である
おそらく好意を寄せているSさんに
やってもらいたくてこの様な事をしている
パチンコ店は面白い客がいくらでもいるのだ